秋の季節に聞きたい昭和の名曲たち
最近、ネットやスマホの普及で、TwitterやInstagram、そしてYouTube、TikTokなどの動画共有サイトってのが身近になったよね。これらのサイトでは、気に入ったコンテンツをシェアできるから、いろんな楽曲がまるで数珠つなぎみたいに広がっていくんだ。もともとは昭和歌謡に興味なかった人でも、自然にその曲に出会う機会が増えて、再び昭和歌謡が注目されるようになった、って観点もあるんだよね。
昭和時代の歌謡曲シーン、本当に名曲がたくさん生まれたよね。アイドルもバンドもニューミュージックも、秋の風情がただよう名曲がいっぱいあった。昭和の時代の歌謡曲やニューミュージックは、どちらかと言えばマイナーコードで寂しい感じの歌が好まれたんだよ。君の秋にぴったりの曲は何?
「長い夜」/松山千春
昭和を代表する番組、『ザ・ベストテン』での松山千春の「テレビでは絶対歌わない」宣言から始まったんだ。コンサートの様子だったけど、12週連続1位の「ルビーの指輪」を退けて1位に輝いた瞬間。これは忘れがたい瞬間だろうね。松山千春の透明感ある歌唱力は、秋に聴くと一層心に染み入る感じがするよ。
「ガンダーラ」/GODIEGO
1978年、当時のドラマ『西遊記』のエンディングテーマで、豪華なキャストと共に国民的ドラマになったんだ。同時にGODIEGOの異国的で独特な音楽も大ヒットしたね。ガンダーラとはパキスタンに存在した古代王国のことで、ドラマの余韻に浸りながら「ガンダーラ」を聴いた時の感慨深さは、ちょっと寂しく人恋しい秋の雰囲気にマッチしてたよ。
「異邦人」/久保田早紀
1979年にリリースされたこの曲は、オリエンタルでノスタルジックなイメージがあるから、秋に聴いてみる価値があるよ。当時21歳の新人歌手だった久保田早紀が「ちょっと振り向いただけの異邦人」というフレーズで一世を風靡したのもうなずける。美女シンガーのミステリアスな魅力と曲の神秘的な雰囲気が秋にぴったりだよ。
「別れの予感」/テレサ・テン
秋といえば別れの曲がしばしばだよね。1994年リリースのこの曲は、テレサ・テンの歌唱力から生まれる美しさが存分に表現されているんだ。テレサ・テンが歌うからこそ、深く心に響くんだろうね。「あなたをこれ以上愛するなんて私にはできない」のフレーズが特に印象的。1995年に亡くなってからも今でも歌い継がれ、愛されている曲だよ。