昭和の名作といえば「男はつらいよ」シリーズ
昭和の名作映画をピックアップしていこう。
今回は「男はつらいよ」シリーズを取り上げてみた。
このシリーズは山田洋次監督の代表作で、まさに日本映画の金字塔といえる。
主人公、寅さんの冒険と愛と家族との絆を描いた物語は、笑いと涙と感動にあふれているんだ。
「男はつらいよ」シリーズは、1969年の第1作から1995年までの間になんと48作も生まれていたんだ。さらに97年と2019年には特別編が登場して、合計50作品という記録を打ち立てちゃったんだ。
それに、同じ役を演じた渥美清さんは、「一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ」としてギネスブックにも認定されているんだよ。
興行収入もシリーズ全体で900億円超えてて、未だに多くの人に愛され続ける国民的人情喜劇なんだ。
「男はつらいよ」シリーズの魅力
何といっても寅さんのキャラクターだよね。
寅さんは職も定住もせず、全国を旅する浪人者。でも悪人じゃないんだ。むしろ正義感が強く、人情に厚く、純真で素直な心の持ち主なんだ。
旅先でいろんな人たちとぶつかったり助けたりするんだけど、そのエピソードは笑いあり、感動ありで、本当に見ごたえがあるんだよ。
それに、彼は恋多き男。どこかで出会った女性に一目惚れして猛烈にアタックするんだけど、結局は失恋するというお約束のパターンが多いんだ。それでも寅さんは次の恋を求めて旅を続けるんだ。
寅さんの故郷は東京下町の柴又。そこには彼の家族である妹のさくらが住んでいるんだ。彼女の夫である博は寅さんの親友でもある。
寅さんは旅から帰るたびに柴又に寄り道するんだけど、そこでは家族や近所の人たちとのぶつかり合いや仲直りが繰り広げられるんだ。
寅さんは家族や友人から叱られてもからかわれても、それでも彼らを大切に思ってるんだよ。柴又は寅さんにとって故郷であり、安らぎの場なんだ。
日本社会や文化を映し出した映画
「男はつらいよ」シリーズは、寅さんの旅や恋や家族との関わりを通して、日本社会や文化を映し出しているんだ。
時代背景や社会情勢や世代間のギャップが作品に反映されていて、観る者に様々な感慨や考察を与えてくれる。
また、「男はつらいよ」シリーズは、日本人の心情や感性や価値観を表現しているんだ。
寅さんの人間味や人情味や純情味は、日本人の美点として描かれていて、観る者に共感や感動を呼ぶ。
「男はつらいよ」シリーズは、昭和の名作映画として今もなお色あせない作品といえる。
寅さんのキャラクターや物語は、時代を超えて多くの人に愛され続けているんだ。このシリーズを観れば、笑いと涙と感動が満載だよ。ぜひ一度、チェックしてみてくれ!