関東近郊で地元のグルメが楽しめる道の駅

ビールで乾杯する人たち

バイクツーリングの計画を立てる際、目的地と同じくらい重要になるのが「休憩地点」。特に、長距離の移動では適度な休憩が安全運転に直結する。

そこで、休憩や給油だけでなく、地元のグルメや名産品まで楽しめる場所として人気なのが「道の駅」だ。

近年、道の駅の進化は目覚ましいものがあり、単なる休憩施設という枠を超え、その地域の食文化や魅力を発信する「テーマパーク」のような存在になっている。
新鮮な野菜や特産品が並ぶ直売所、地元の食材を活かしたレストラン、さらには温泉や足湯を併設している施設までさまざま。

今回は、バイクツーリングの目的地やルートの途中に立ち寄るスポットとして最適な、地元グルメが特に充実している関東近郊のおすすめ道の駅を3つ紹介する。
次のツーリング計画の参考にしてほしい。

ライダーにとっての道の駅の魅力

道の駅は、多くのライダーにとって単なる休憩所ではない。バイクを降りてリフレッシュし、旅の満足度を高める、特別な場所であると言える。

地元の食文化に触れる体験ができる

道の駅の最大の魅力は、地域の食文化に触れられる点だ。

高速道路のサービスエリアとは違い、道の駅に並ぶのは、その地元で採れたばかりの新鮮な野菜や果物、地域特有の加工品や銘菓である。
ここでしか手に入らない限定品も多く、ツーリングのお土産選びが楽しくなるのは間違いない。

レストランやフードコートでは、地元産の肉や魚、野菜をふんだんに使ったご当地グルメが提供されていることが多い。
ツーリングで疲れた体に、その土地ならではの美味しい食事が染み渡る感覚は格別だ。

充実した設備で疲労回復が可能である

長距離のツーリングでは、ライダーの疲労は蓄積していく。
最近の道の駅は、ライダーのニーズに応える充実した設備を備えているところが増えている。

例えば、広々とした清潔なトイレは当然として、冷たいドリンクやホットコーヒーが飲める休憩スペース、さらには足湯や温泉を併設している道の駅もある。

ツーリング中に温泉でひと風呂浴びてリフレッシュできるのは、ライダーにとって最高の贅沢だ。
道の駅の駐車場は広大な場所が多く、駐輪スペースが確保されていることも、バイク乗りには嬉しいポイントである。

関東近郊で地元グルメを堪能できる道の駅おすすめ3選

広大な関東エリアには、個性豊かな道の駅が数多く存在する。
その中でも、特に地元の「食」をテーマに、ライダーが満足できる3つのスポットを厳選した。

1. 群馬県「道の駅 川場田園プラザ」

群馬県沼田市にある「道の駅 川場田園プラザ」は、「関東好きな道の駅」で常に上位にランクインする、もはや道の駅の枠を超えたリゾート施設である。
広い敷地内に、地元の食材を活かしたグルメ施設が集結している。

ここでは、地元産の新鮮な生乳を使った飲むヨーグルトや、地ビールを醸造する地ビールレストランが有名だ。

また、焼き立てのパンを提供するベーカリーや、川場村のコシヒカリを使ったおにぎり専門店など、食の選択肢が非常に豊富である。
駐車場も広大で、ツーリングの休憩地点としては最高の環境が整っていると言える。

2. 栃木県「道の駅 もてぎ」

栃木県芳賀郡茂木町にある「道の駅 もてぎ」は、バイク乗りにはお馴染みのツインリンクもてぎ(モビリティリゾートもてぎ)に近い立地にある。

この道の駅の名物グルメは、「もてぎのゆず塩らーめん」である。
地元産のゆずをたっぷりと使ったこのラーメンは、さっぱりとした中にゆずの爽やかな風味が効いており、ツーリングで火照った体を優しく癒してくれるだろう。

また、地元のイチゴを使ったスイーツや、新鮮な野菜・果物が並ぶ直売所も充実しており、ツーリングの締めくくりに立ち寄る場所として最適だ。

3. 茨城県「道の駅 日立おさかなセンター」

茨城県日立市にある「道の駅 日立おさかなセンター」は、海の幸を存分に楽しめる道の駅である。
ここは、地元の久慈漁港から直送される新鮮な魚介類が自慢のスポットだ。

ライダーにぜひ試してもらいたいのが、1階の鮮魚店で好みの魚を選び、それを2階の食堂で刺身や焼き物として調理してもらう「浜の味覚」の体験である。

新鮮なネタを好きなだけ選んで自分だけのオリジナル海鮮丼を作れる「海鮮丼コーナー」も人気が高い。
ツーリングで海沿いを走るなら、ここで豪快な海のグルメを堪能するのが一番だ。

道の駅は、地域ごとの個性が色濃く出ている。
今回紹介した3つの道の駅は、どれも地元の食の魅力が詰まった場所であるため、バイクを停めて、その土地のグルメを味わってみてほしい。
それが、ツーリングの最高の思い出になることは間違いないだろう。